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2020年05月26日 16時19分 JST

「ホリエモン新党」立ち上げは堀江氏の“合法的な宣伝活動”。立花孝志代表が狙い明かす

「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首は5月26日、東京都庁で記者会見を開き、新たな政治団体「ホリエモン新党」を結成したと報告した。

立花氏は、立ち上げの目的について、東京都知事選(7月5日投開票)への立候補の可能性が取りざたされている、実業家の堀江貴文氏を宣伝する意図があると明かした。

時事通信社
「ホリエモン新党」代表に就任した立花氏(資料)

■命令に近い指示

立花氏は25日、政治団体「ホリエモン新党」を設立。自身が代表に就任していた。「ホリエモン」は実業家の堀江貴文氏の愛称。

この日の会見では、立花氏も新団体から都知事選に立候補する意思を改めて表明した。堀江氏をこの団体が擁立することはないとしている。

一方で、立花氏自身は当選を目指さないという。「堀江さんが出馬する可能性は高い」とし、「途中で私に投票しないようYouTubeで呼びかける。立候補はあくまで堀江さんの当選の可能性を上げるため」と語った。

また会見では、港区長選挙(6月7日投開票)にホリエモン新党から、柏井茂達氏が立候補することも併せて発表され、柏井氏はインターネットを利用した選挙の実現などを訴える方針を示し「教科書に残るような仕事をやりたい」と語った。

一方で立花氏は、7月の都知事選に先立って行われる港区長選挙にホリエモン新党から候補者を出すことで、事前の宣伝効果が見込まれるとした。

立花氏は柏井氏の立候補について「“(区長選に)出てみないか”と本人は言われたようですが、命令に近い指示のような感じ。堀江さんに対する合法的な宣伝活動をしろという意味合いではなかろうか、ということ」と話した。

さらに立花氏は「港区長選挙にホリエモン新党から公認候補者が出ることで、堀江さんが選挙(都知事選)に出るんだと広まっていく」と狙いを明かしたうえで、港区長選挙の見立てについては「本番は都知事選。(柏井)茂達君が現職を破るのが非常に厳しいのは誰が見てもわかる」と率直な感想を話した。

これに対し柏井氏は「当選するつもりで進んでまいります」と話した。

また柏井氏は、立花氏が同じく党首を務めるN国党の政策の一つ、NHKのスクランブル放送化について考えを問われると「(その考えは)ないです。NHKには恨みも何もない。受信料も払っております」と明かした。

■本の宣伝?指摘も

堀江氏は、東京都への提言をまとめた書籍の発売を控えている。

立花氏は、ホリエモン新党の立ち上げが本の宣伝につながるのではないかと質問されると「本の宣伝活動にはなっていますよね、確かに」としながらも「僕がこれを作ったらといって、売り上げが上がるかもしれないが、政治活動のため合法ではないか。相当調べないといけない」と考えを示した。

また、立花氏自身が本を読んだか問われると「読んでいない。保険に入る時や不動産会社の売買や賃貸で、多くの人は契約書は読まない」と指摘し、これまでの堀江氏の発言などから「読むまでもない」と話した。