ジル・バイデン氏のホワイトハウス入りは「アメリカの教育者にとって偉大な日」。勝利宣言でねぎらう

ジョー・バイデン氏が勝利宣言。ジル氏は、ファーストレディになっても教育者としての仕事を続けたいと明言している。
バイデン氏(左)とジル氏(右)。
バイデン氏(左)とジル氏(右)。
ASSOCIATED PRESS

ジョー・バイデン氏は11月7日(現地時間)、アメリカ大統領選の勝利宣言の中で、ファーストレディとなるジル氏や支えてくれた家族にメッセージを送った。

バイデン氏は、ジル氏や息子のハンター氏、娘のアシュリー氏らに向けて「愛情や惜しみのないサポートがなければ、ここにはいなかった」と感謝を伝えた。

ジル氏について「母であり、兵役につく子供の母親であり、教育者だ。人生の全てを教育に捧げてきた」と紹介。

「彼女がしてきたのは、教えるということだけではない。教育は彼女そのものだ」と功績を讃えた。

さらにアメリカの全ての教育者にとって「偉大な日になる」と強調。「あなたたちの仲間である教育者がホワイトハウス入りするからだ」と訴えた。

最後に「ジルは偉大なファーストレディとなる。彼女を誇らしく思う」と締めくくった。

ジル氏は、副大統領夫人(セカンドレディ)時代も教育者としての仕事を続け、自身のキャリアと政治家の妻の仕事を両立するまれな例とメディアに紹介されたこともあった

また、2020年8月のCBSニュースのインタビューでは「ファーストレディになっても教え続けたい」と明言。そのことが話題になると「教えることは私の仕事ではありません。私そのものなんです」ともツイートしている。

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