新宿御苑での花見は「事前予約制」。予約方法は?期間は3月16日から4月25日まで。環境省が発表

東京都心では3月14日に桜の開花が発表。コロナ禍での本格的な花見シーズンを前に、東京屈指の花見スポットが異例の対応だ。

環境省は3月16日、緊急事態宣言の解除後に東京都新宿区の新宿御苑を「事前予約制」で再開すると公式サイトで発表した

新型コロナウイルスの感染拡大防止と花見客による混雑緩和が狙いだ。

新宿御苑の桜(2017年撮影)
新宿御苑の桜(2017年撮影)
時事通信社

新宿御苑の入園に際して「事前予約制」となるのは、3月16日から4月25日まで。園内で八重桜の観賞が楽しめる期間に実施される。

環境省によると、桜の繁忙期における発券所や園内の混雑緩和、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策の一環として予約制とするという。

同期間は年間パスポート保持者及び乳幼児以外は事前予約がないと入園できないため、注意が必要だ。

事前予約は特設ページで受け付けていて、特設ページにアクセスし「日時指定」で予約する。期間中は午前9時から1時間ごとに入場時間枠を設けられ、先着順で実施される。

新宿御苑の予約特設サイトより
新宿御苑の予約特設サイトより
新宿御苑の予約特設サイトより

新宿御苑は、新型コロナウイルス感染拡大や対策などの影響で2020年12月26日から臨時閉園となっている。なお、再開日についてはまだ決まっていない。

予約で指定した日までに万が一再開をしていない場合には、その予約は自動的にキャンセルされるという。

東京管区気象台は3月14日、東京都心の桜の開花を発表していた。1953年の統計開始以降では2020年に並ぶ史上最速の開花で、約1週間ほどで満開となる見込みとの報道も出ている。

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