東京五輪の中国選手団、宿泊ホテルのコロナ対策に「欠陥」があると指摘。一般宿泊客「隠れたリスク」【UPDATE】

この問題について、組織委員会と協議をしたことも明かした。
セーリング選手団(中国ヨット・セーリング運動協会公式サイトより)
セーリング選手団(中国ヨット・セーリング運動協会公式サイトより)
中国ヨット・セーリング運動協会公式サイトより

東京オリンピックに出場するため来日した中国の選手団から、宿泊したホテルのコロナ対策に不満の声が上がっている。関係者は中国メディアに対し、ホテルの「バブル」が不十分だと明かしている。

中国選手団のうち、セーリングチームは7月10日に来日。試合会場が選手村から遠いため、指定されたホテルに滞在している。

しかし、中国ヨット・セーリング運動協会の張小冬・主席は中国メディアに対し、ホテル内の宿泊エリアが十分に閉鎖できていないと指摘。「現在、中国チームは単独で1つのフロアに泊まっているが、ホテル内の混雑した一般客は隠れたリスクだ」と話した。

同時にこの問題について、組織委員会と協議をしたことも明かした。

【UPDATE 2021/07/13 18:15】

組織委員会はこの件について、ハフポスト日本版の取材に対し「報道については認識しているが、中国チームからの要望は現時点では確認出来ていない。東京2020としてはプレイブックに則り、引き続き選手及び日本居住者にとって安心・安全な環境整備に努めていく」と回答した。

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