『マイ・フェア・レディ』は12月25日から再開。「カンパニーにエールを」。朝夏まなとさんら出演者に応援の声

朝夏まなとさん、別所哲也さん、寺西拓人さんの「チームA」のカンパニーが残りの公演に出演する。
ステージ幕のイメージ画像
ステージ幕のイメージ画像
Peter Dazeley via Getty Images

ミュージカル『マイ・フェア・レディ』の全国ツアー公演が12月25日から再開される。21日に東宝が発表した

同公演はイライザ役を演じていた神田沙也加さんが18日に急逝したことを受け、札幌での一部の公演が中止となっていた。

残りの全公演ではイライザ・ヒギンズ・フレディの3つの役を、朝夏まなとさん・別所哲也さん・寺西拓人さんがそれぞれ務める。

残りの公演は「チームA」で継続

現在全国ツアー中の『マイ・フェア・レディ』は、12月25日から2022年1月28日にかけて山形・静岡・愛知・大阪・福岡公演が予定されている。

東宝は「各主催者との協議のうえ、イライザ役・ヒギンズ役・フレディ役の3役を、朝夏まなと・別所哲也・寺西拓人の『チームA』にて、(残りの)全公演を務めさせて戴くことといたしました」と発表。

その上で、「神田沙也加・寺脇康文・前山剛久の『チームK』の公演を楽しみにされていたお客様におかれましては大変ご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。何卒ご了承いただけますと幸いに存じます」としていた。

「チームA」のカンパニーが思いをつづる

亡くなった神田沙也加さんとダブルキャストでイライザ役を演じてきた朝夏まなとさんは21日、スタッフが運用するTwitterで「たくさんのメッセージをありがとうございます。決まりました。朝夏本人の気持ちの通りです。応援のほど、どうぞよろしくお願い致します」と綴っていた。

ヒギンズ役の別所哲也さんは21日、自身のTwitterで「マイ・フェア・レディ。最後まで届けます。沙也加ちゃんの愛したこの作品への想い、苦渋の選択をされた寺脇先輩の想い、全ての色々なご意見 お考え 想いを受けとめ、朝夏まなとさん、そして、この作品に携わる全ての仲間と届けます」とコメントした。

「カンパニーにエールを」。出演者に応援の声

公演継続が発表されると、ネット上では出演者たちを応援する声が溢れた。Twitterでは「#マイフェアレディカンパニーにエールを」というハッシュタグで多くのコメントが寄せられている。

「カンパニーの皆様の悲しみは深いはずなのに、私達に元気を与えようとして下さるマイフェアレディカンパニーに心からの感謝と応援を捧げます」

「関係者の皆様の判断を尊重します。でも同じくらいの気持ちで無理はしないで欲しいとも思っています。 博多座千秋楽を観に行きます!」

12月25日に山形で公演が再開され、2022年1月28日に福岡で千秋楽を迎える

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