東京などに大雪注意報発表。7日朝にかけて冷え込み強まる。路面凍結に注意

東京都心や横浜市なども屋根や土の上、車のボンネットなどがうっすらと白くなる所があります。明日7日(金)の朝にかけて冷え込みが強まるので、注意が必要です。
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今日6日(木)の関東は南岸低気圧の通過に伴い、午後は雪の降る所が多くなります。東京都心など都市部でも屋根などがうっすら白くなる所があり、山沿いの多い所では道路にも積もる予想です。

雪のピークは午後

10時の時点で低気圧は四国沖を進んでいます。それとは別に東海から関東の沿岸部に風の流れが変化するシアーラインが形成され、雲がまとまってきました。すでに各地で弱い雪が降り出しています。

この後はシアーライン付近で局地的な低気圧が発生し、関東沖を通過していきます。午後になると関東南部を中心に本格的な雪となり、15時前後が雪のピークとなる見込みです。夕方まで広範囲で雪が降り続き、千葉などは夜まで雪が残る予想になっています。東京都と神奈川県、千葉県には大雪注意報が発表されました。

雪の降り方が弱くても、朝から気温が低い分だけ地面付近の温度も低く、比較的積もりやすい状況となっています。東京都心や横浜市なども屋根や土の上、車のボンネットなどがうっすらと白くなる所があり、房総半島の丘陵部や神奈川県西部の山沿いなどは道路にも積もる予想です。雪の降り方が予想よりも強まった場合は、積雪が増加する可能性もあります。


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今夜から明日朝は路面凍結に注意

7日(金)朝の予想気温
7日(金)朝の予想気温
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雪が止んだ後は急速に天気が回復し、晴れてくる見込みです。雪が降ることで空気が冷えている上に、晴れて放射冷却現象が強まるため、明日7日(金)の朝にかけては冷え込みが強まります。東京都心でも氷点下が予想され、内陸部では-2~3℃前後まで下がる見込みです。

雪の止む時間が夕方以降になるため、積もらなかった地域でも路面は濡れた状態となります。そこに夜間の冷え込みが加わるため広い範囲で路面凍結のリスクが高くなります。特に明日朝の早い時間はスリップ事故などに十分注意をしてください。

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