パソコン取り出さずに手荷物検査。羽田空港のJAL国内線で4月から順次導入

日本航空(JAL)が羽田空港の保安検査装置を刷新。設置場所は羽田空港国内線B/C/E/F保安検査場で、8月までの導入完了を目指すとしています。
Engadget 日本版

日本航空は、同社が羽田空港で利用している全保安検査場に、新型の保安検査装置「X線CT検査装置」を導入します。パソコンや液体物を取り出すことなく手荷物検査が可能となります。

「X線CT検査装置」は、手荷物の三次元画像を用いたX線検査が行えるため、カバンの中からパソコンや液体物を取り出す必要がありません。

また、1レーンにつき3か所の個別準備台を設け、準備ができた乗客から先に保安検査に進める方式とし、待ち時間の短縮を図ります。

さらに、レーンに紫外線殺菌装置を内蔵することで、最大99.9%殺菌された保安検査用トレイを乗客に提供できるといいます。

設置場所は羽田空港国内線B/C/E/F保安検査場で、1月下旬から設置工事を予定。4月以降に各保安検査場に順次導入し、8月までの導入完了を目指すとしています。

(2022年1月12日 Engadget日本版「パソコン取り出さなくてOK、羽田 JAL国内線の保安検査装置が刷新」より転載)

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