「全国知名度4%」バンダイ製の“おもちゃ自販機”、なんて呼ぶか知ってますか?(クイズ・調査結果)

事業45周年を迎えるバンダイが、全国調査を実施しました。

お金を入れてレバーをひねると、カプセルに入ったおもちゃが転がり落ちてくる。

子供から大人まで多くの人が一度は試したことがあるであろう、「おもちゃの自動販売機」。

このバンダイ製のもの、正式名称は何というか知っていますか?

バンダイのおもちゃ自販機
バンダイのおもちゃ自販機
©BANDAI

バンダイが全国調査を実施したところ、正式名称を答えられた人の割合は、全国平均で4%。「全国知名度が4%」という衝撃的な結果が判明しました。

すでに答えが浮かんでいるという人はお見事です。

分からない、迷っているという人のために、選択肢はこちらです。

「カプセルトイ」「ガシャポン」「ガチャガチャ」「ガチャポン」

実際の調査でも、上であげたような選択肢から、バンダイ製の正式名称はどれかを選んでもらいました。各都道府県100人ずつ、計4700人を対象に実施しました。

(回答者の年齢は15〜69歳で、回答結果を各都道府県の「性年齢人口構成比」を考慮して計算し、割合を出しています)

正解の割合が最も高かったのは千葉県の12.39%。逆に最も低かったのは富山県の0.87%でした。

正解は...

カプセルステ―ションⅤ(2012年)
カプセルステ―ションⅤ(2012年)
バンダイ

ガシャポン

でした。

調査結果についてバンダイに聞きました。

全国調査の結果
全国調査の結果
©BANDAI

「ガシャポン」と答えた割合が千葉県で突出している理由について、バンダイは「明確な理由は不明」と断った上で、次のように答えています。

「『ガシャポン』自販機の設置台数が多い東京都に近いということと、千葉県で開催される大型イベントにて『ガシャポン』を設置する機会が多いので、お見かけいただくことが多いというのがあるのではないかと考えています」

一方で、富山での知名度が著しく低い理由については「比較的、バンダイの『ガシャポン』をお取り扱いいただいている拠点が少ないということも影響しているかもしれません」と推察しています。

バンダイによると、「ガシャポン」以外の選択肢については、全国平均で「ガチャガチャ」が60.7%、「ガチャポン」は16.5%だったといいます。

この結果を受け止め、知名度が高かった千葉県と低かった富山県でそれぞれ、地元紙に新聞広告を掲出。千葉県民には感謝を、富山県民には知ってほしいという願いを、それぞれメッセージとして送りました。

バンダイの「ガシャポン」事業は、今年で45周年を迎えます。バンダイは特設サイトをオープンし、「45年の歩み」などを伝えています。

バンダイは「45周年を機に、もっと『ガシャポン』と呼んでいただけるように、皆さまに『ワクワク』をお届けしていかねば、と気持ちを引き締めています」とコメントを寄せました。

最後にガシャポンの歩みを、写真で紹介します。

BVM100(1977年)
BVM100(1977年)
©BANDAI
BVM200(1980年)
BVM200(1980年)
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BVM101(1984年)
BVM101(1984年)
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BVM102(1986年)
BVM102(1986年)
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BVM201(1991年)
BVM201(1991年)
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システム自販機(1993年)
システム自販機(1993年)
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BVM2002(1997年)
BVM2002(1997年)
©BANDAI
カプセルステーションⅠ(初代、2001年)
カプセルステーションⅠ(初代、2001年)
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カプセルステーションmini(2003年)
カプセルステーションmini(2003年)
©BANDAI
データップ(2007年)
データップ(2007年)
©BANDAI
カプセルステーションⅣ(2011年)
カプセルステーションⅣ(2011年)
©BANDAI
カプセルステ―ションⅤ(2012年)
カプセルステ―ションⅤ(2012年)
©BANDAI
ガシャポンカン(自販機、2014年)
ガシャポンカン(自販機、2014年)
©BANDAI
スマートガシャポン(2019年)
スマートガシャポン(2019年)
©BANDAI
ガシャポンステーション©BANDAI(2020年)
ガシャポンステーション©BANDAI(2020年)
©BANDAI
フラットガシャポン(2022年)
フラットガシャポン(2022年)
©BANDAI
フラットガシャポン(払出、2022年)
フラットガシャポン(払出、2022年)
©BANDAI

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