土屋太鳳さん、弟がアニメ映画で主演。『僕街』「ノイタミナ」での声優経験についてつづった思いとは?

土屋神葉さんが『映画 バクテン!!』に出演。弟の声優活動を受け、土屋太鳳さんが『僕だけがいない街』での声優経験が、『やんごとなき一族』での役作りを支えてくれた存在の一つだと明かしました。
土屋太鳳さん/『僕だけがいない街』DVD5巻
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時事通信社/アニメ「僕街」製作委員会、Amazon

俳優の土屋太鳳さんが7月19日までに自身のインスタグラムを更新し、自身が声優を務めたテレビアニメ『僕だけがいない街』での声優経験が、6月まで放送されていたテレビドラマ『やんごとなき一族』の役作りを支えていたとつづった。

土屋さんは投稿で、現在公開中のアニメ映画『映画 バクテン!!』の舞台挨拶を見にいったことを報告。同作はフジテレビ系深夜枠の「ノイタミナ」で2021年にテレビアニメが放送され、のちに映画化。弟の土屋神葉さんが主人公の双葉翔太郎役として出演している。

土屋さんも、2016年に「ノイタミナ」で放送された『僕だけがいない街』で主人公・藤沼悟の子ども時代を演じた。

土屋さんは「ノイタミナ」について、「私はおこがましいことに何度か声の演技をさせていただいてますが一番最初に演じた僕だけがいない街はバクテン‼と同じフジテレビ系列 で放送のノイタミナ 枠の作品でした😢ノイタミナ枠の作品に出演するというと『!!!』という反応が返ってくるほど素晴らしい作品を輩出している枠」と投稿。

自身が演じた悟は、『やんごとなき一族』で演じた深山佐都の役作りを支えてくれた存在の一つだと明かし、こうつづった。

「悟は雛月を何がなんでも守りたかった。そのためには雛月の家族と向き合う必要がありました。健太や泉さんの家庭と雛月の家庭では全てのことが一見真逆に見えるけれど家族への思いや心の状況は似ていると思うんです。家族のことを大好きでいたいのに自分は愛されていないんじゃないかと感じている点で似ているような気がして、佐都がつかめない時や見失いそうになる時は悟の気持ちを思い出しながら力を借りてました」

「その悟に出会わせてくれたノイタミナ枠で弟が翔太郎くんと出会えたことはこれから先、きっとパワーになる気がします💡✨✨」

土屋さんは『バクテン‼』について「テレビシリーズからの感動が心に燃え続けていて、そこから映画公開を知り、去年から楽しみにしていたんです🥰」とし、魅力についてこう記した。

「この『バクテン!!』という作品が私にとっても大切な作品である理由はいくつもあるのですが、まず、私が部活を通して感じてきた練習でのこと、大会でのこと、将来のこと…わかるわかる!と共感することが本当にたくさんあるんです✨✨✨」

「アオ高の部員の人数感とか、大会の空気、強豪校の雰囲気、曲や衣装の選び方。シロ校なんて選曲から勝つ気満々だし、その試技をアオ高を見るシチュエーションも『あ~、それわかるわ…』だし💡先輩方が代替わりする時の妙にぽっかり穴があいた不安定さや将来への心細さも…😢」

「本当に普通の、今この瞬間もたくさんの人がいろいろな日常の中で感じている物語がアニメーションの効果的なテクニックや声優さんたちの演技力によって丁寧に表現されていて、凄い名作だと思います✨✨✨」

『バクテン‼』は、中学生活最後の夏、男子新体操と出会い、強烈に魅せられた少年「双葉翔太郎」が、私立蒼秀館高等学校(通称:アオ高)に入学し、挫折やすれ違いを経験しながら、チームメイトと一緒に目標に向かってひた走るというストーリー。

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