「こけし」にしか見えない…!子猫ちゃんのかわいすぎる姿に癒される人続出🐱

飼い主は「『なんだこのかわいい生き物は〜』と家族で爆笑していました」と振り返る

「猫卒業して、こけしになりました」

そんな“ありえない”描写とともにTwitter上に唐突に投稿された1枚の写真に、大きな注目が集まっている。投稿には1万件のリツイートと10万件の「いいね」が寄せられた。一体どういうことなのか。

写真に写るのは、洗面台で石鹸の泡まみれになった子猫の姿。顔だけ見ると、通常の猫と同様の相貌で、きゅるんっとした大きな瞳でこちらを見つめている姿がたまらない。

しかし、視線を少しずつ下げていくとーー

体がキュッと細身になり、頭よりも幅が小さい。飼い主に前足を抱えられ、後ろ足のみで立っている体勢。頭でっかちで、確かにまるで「こけし」のようだ…。

胴体が細くなっているのは、洗面台で水に濡れて毛がぺちゃんこになっているためだ。

つぶらな瞳の子猫が「こけし」になった姿に、Twitter上では「めちゃめちゃかわいい」「和みました」「あごについている泡もまたかわいさ増してますね」と絶賛する人が相次いだ。「スマホのロック画面にしたいので保存してもいいですか?」と尋ねる声も上がり、投稿者は快諾していた。

ハフポスト日本版は、「こけし」になった子猫の飼い主(@shake_1121)に詳しい話を聞いた。

一躍人気者になった子猫は、生後9カ月のオスのしゃけくん。やんちゃで甘えん坊、そして食いしん坊な性格だという。飼い主の仕事はテレワークが多く、「平日もしゃけくんに癒されながら働いている」そうだ。

「こけし」になったのは9月上旬のこと。飼い主は1〜2カ月おきにしゃけくんをシャンプーしており、今回も定期的な入浴だったという。

「今までのシャンプー中には、しゃけくんが(入浴を嫌がって)鳴いてしまったり、お漏らしをしてしまったりして、てんやわんやでした。

ですが、今回はとても落ち着いた様子で、水遊びを楽しむ心の余裕もあったようです」

飼い主は、しゃけくんが落ち着いて入浴できるように、洗面台にお湯を浅く溜めて、お湯に慣れやすくすることや、体にシャワーを近づけることでなるべく大きな音が立たないようにすることを気をつけているという。

「リラックスしているようだったので、写真の表情は『気持ちいいな〜』『もっとこの部分を洗ってほしいな〜』と考えている顔だと思います」

こうした工夫の結果、今回は飼い主にとっても、「こけし」になったしゃけくんの姿を見て楽しむ余裕があったそうだ。

「『なんだこのかわいい生き物は〜』と家族で爆笑していました」

まだ生後9カ月の子猫のしゃけくんとの生活はまだ日が浅いものの、早くも家の中の主役になっているという。

「しゃけくんは、私たちとただ一緒に暮らしているだけでなく、実は人間を気遣ってくれる一面もります。しゃけくんが家の中を明るくし、家族の間のコミニュケーションも生んでくれていると思います。かわいさや癒しを超えた存在になっています」

〈取材・文=金春喜 @chu_ni_kim / ハフポスト日本版〉

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