「増量のためハーゲンダッツを溶かして飲んでた」米俳優、エルヴィス・プレスリー演じるため驚きの役作り

もったいなさすぎる...
俳優のオースティン・バトラー
俳優のオースティン・バトラー
Gilbert Flores via Getty Images

アメリカの俳優オースティン・バトラーが、映画『エルヴィス』で主役エルヴィス・プレスリー役を射止めるために、体重を増量していたことをVariety誌のインタビューで明かした。

その増量方法が、なんとも贅沢なのである。

実際撮影では「体型調整スーツ」を着用していたと言うが、役が決まる前、監督のバズ・ラーマンはバトラーが年老いたエルヴィスを演じられるか疑念を抱いていたそうだ。

そのため、バトラーはエージェントから、監督の疑念を解消するために体重を増やすよう要求されたという。

そこでバトラーが実践した増量方法がなんと、ハーゲンダッツのアイスクリームを電子レンジで溶かして飲むことだった。

米俳優ライアン・ゴスリングがある映画の役作りのためにこの方法を行なっていたと聞いて、バトラーも取り入れたという。

また彼は、ドーナツを2ダース(24個)買ってきて全部食べたとも語った。

「最初の1週間くらいは楽しいけど、その後は自己嫌悪に陥るよ」とその当時について述べている。

しかし、その後新型コロナ感染拡大の影響で撮影を時系列順に行うことが不可能になったため、結局バトラーはその増量方法を辞めたそうだ。

バトラーはこのエルヴィス役でゴールデングローブ賞と英国アカデミー賞(BAFTA)を受賞しており、3月のアカデミー賞にもノミネートされている。

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