なぜ私たちは自撮りが好きなのか? 研究で明らかに

自分自身に陶酔しているのか?それともただ周りに自慢したいだけなのか...。新たな研究結果によると、そうとは限らないようだ。
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世界中では毎日、1日9200万枚もの自撮り写真が撮られている。そしてその勢いは止まりそうもない。

「自撮り」とは、スマホなどのカメラで自分自身を撮影することを言う。

英語で自撮りを意味する「Selfie(セルフィー)」は、オックスフォード英語辞書で2013年の「今年の言葉」に選ばれたが、実はそれ以前の2010年、AppleがiPhone4に前面カメラを搭載してから頻繁に使われている。

だが、私たちはなぜ自撮りをするのだろうか?

若者たちは自分自身に陶酔しているのか?それともただ周りに自慢したいだけなのか...。新たな研究結果によると、そうとは限らないようだ。

ドイツの研究者によると、自分で一人称(自分の視点で景色などを撮影する)の写真を撮る人はその場での「経験」を、自撮りなど自分込みで撮影する人はその場面での「意味」を捉えようとしているという。

研究の主執筆者であるザッカリー・ニース氏は、自撮りは私たちの生活とより深く繋がる手助けになるとし、「人々が過去の経験と再び繋がり、ストーリーを築くことを助ける可能性がある」という。

この研究では2000人以上の参加者を対象に6つの実験が行われた。著者の1人であるオハイオ州立大学のリサ・リビー教授は、「写真の視点と撮影の意図が合致していない場合、参加者はその写真をあまり好まないことが分かった」と述べた。

ニース氏は、「この研究は、人々が写真を撮影する際にとても個人的な動機を持っていることを示唆している」と述べた。

また、自撮りに関する別の研究では、自撮りは「動機を深く明かさず、自身や他人に対してポジティブな自己イメージを保てるもの」で、人気や自己表現といった欲求を満たすためのものである可能性が指摘された。

そして、オーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州の教育省によると、自撮りは若者の自信やアイデンティティーの確立に役立つようだ。もしあなたが自分の顔が好きだから自撮りをしているなら、それは最高だ。

ハフポストUK版の記事を翻訳・編集しました。