偽札じゃないよ。現在も使える古いお札は18種類。いくつ見たことある?【画像集】

「店長、偽札です!」とアルバイトが持ってきたのは、旧500円札だった。そんなツイートが話題になっています。

「店長、偽札です!」とアルバイトが持ってきたのは、旧500円札だった……。そんなツイートが話題になっている。

明治の元勲、岩倉具視が描かれた500円札は1994年に発行停止。近年では500円硬貨が使用されるケースがほとんど。若い世代では見る機会が少なくなっていることが背景にありそうだ。

実は500円札、現在も紙幣として利用可能だ。すでに発行停止した旧紙幣のうち18種類は、2023年6月現在も日本国内で使用できるのだ。なお2000円札は、目にする機会が少なくなったものの現在も発行中だ。

国立印刷局の公式サイトによると、現在も使える紙幣は以下の通り。

■昭和59年発行(D券)

D一万円券(福沢諭吉:昭和59年発行)

表面には福沢諭吉(ふくざわゆきち)、裏面にはきじが描かれている。
国立印刷局
表面には福沢諭吉(ふくざわゆきち)、裏面にはきじが描かれている。


D五千円券(新渡戸稲造:昭和59年発行)

D五千円券(新渡戸稲造:昭和59年発行)。表面には新渡戸稲造(にとべいなぞう)、裏面には富士山が描かれてる。
国立印刷局
D五千円券(新渡戸稲造:昭和59年発行)。表面には新渡戸稲造(にとべいなぞう)、裏面には富士山が描かれてる。

D千円券(夏目漱石:昭和59年発行)

D千円券(夏目漱石:昭和59年発行)。表面には夏目漱石(なつめそうせき)、裏面には鶴が描かれている。
国立印刷局
D千円券(夏目漱石:昭和59年発行)。表面には夏目漱石(なつめそうせき)、裏面には鶴が描かれている。

■昭和32~44年発行 (C券)

C一万円券(聖徳太子:昭和33年発行)

C一万円券(聖徳太子:昭和33年発行) 。表面には聖徳太子(しょうとくたいし)、裏面には彩紋が描かれている。
国立印刷局
C一万円券(聖徳太子:昭和33年発行) 。表面には聖徳太子(しょうとくたいし)、裏面には彩紋が描かれている。

C五千円券(聖徳太子:昭和32年発行)

C五千円券(聖徳太子:昭和32年発行)。表面には聖徳太子(しょうとくたいし)、裏面には日本銀行が描かれている。
国立印刷局
C五千円券(聖徳太子:昭和32年発行)。表面には聖徳太子(しょうとくたいし)、裏面には日本銀行が描かれている。

C千円券(伊藤博文:昭和38年発行)

C千円券(伊藤博文:昭和38年発行)。表面には伊藤博文(いとうひろぶみ)、裏面には日本銀行が描かれている。
国立印刷局
C千円券(伊藤博文:昭和38年発行)。表面には伊藤博文(いとうひろぶみ)、裏面には日本銀行が描かれている。

C五百円券(岩倉具視:昭和44年発行)

C五百円券(岩倉具視:昭和44年発行)。表面には岩倉具視(いわくらともみ)、裏面には富士山が描かれている。
国立印刷局
C五百円券(岩倉具視:昭和44年発行)。表面には岩倉具視(いわくらともみ)、裏面には富士山が描かれている。

■昭和25~28年発行 (B券)

B千円券(聖徳太子:昭和25年発行)

B千円券(聖徳太子:昭和25年発行)。表面には聖徳太子(しょうとくたいし)、裏面には法隆寺夢殿が描かれている。
国立印刷局
B千円券(聖徳太子:昭和25年発行)。表面には聖徳太子(しょうとくたいし)、裏面には法隆寺夢殿が描かれている。

B五百円券(岩倉具視:昭和26年発行)

B五百円券(岩倉具視:昭和26年発行)。表面には岩倉具視(いわくらともみ)、裏面には富士山が描かれている。
国立印刷局
B五百円券(岩倉具視:昭和26年発行)。表面には岩倉具視(いわくらともみ)、裏面には富士山が描かれている。

B百円券(板垣退助:昭和28年発行)

B百円券(板垣退助:昭和28年発行)。表面には板垣退助(いたがきたいすけ)、裏面には国会議事堂が描かれている。
国立印刷局
B百円券(板垣退助:昭和28年発行)。表面には板垣退助(いたがきたいすけ)、裏面には国会議事堂が描かれている。

B五拾円券(高橋是清:昭和26年発行)

B五拾円券(高橋是清:昭和26年発行)。表面には高橋是清(たかはしこれきよ)、裏面には日本銀行が描かれている。
国立印刷局
B五拾円券(高橋是清:昭和26年発行)。表面には高橋是清(たかはしこれきよ)、裏面には日本銀行が描かれている。

■昭和21年発行 (A券)

A百円券(聖徳太子:昭和21年発行)

A百円券(聖徳太子:昭和21年発行)。表面には聖徳太子(しょうとくたいし)が描かれている。※中央の「百圓」の文字の下にある赤色標識がなく、裏面模様が赤い色のものは失効券です。
国立印刷局
A百円券(聖徳太子:昭和21年発行)。表面には聖徳太子(しょうとくたいし)が描かれている。
※中央の「百圓」の文字の下にある赤色標識がなく、裏面模様が赤い色のものは失効券です。

A拾円券(国会議事堂:昭和21年発行)

A拾円券(国会議事堂:昭和21年発行)。表面には国会議事堂が描かれている。
国立印刷局
A拾円券(国会議事堂:昭和21年発行)。表面には国会議事堂が描かれている。

A五円券(彩文模様:昭和21年発行)

A五円券(彩文模様:昭和21年発行)。表面には彩紋模様が描かれている。
国立印刷局
A五円券(彩文模様:昭和21年発行)。表面には彩紋模様が描かれている。

A壱円券(二宮尊徳:昭和21年発行)

A壱円券(二宮尊徳:昭和21年発行)。表面には二宮尊徳(にのみやそんとく)が描かれている。
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A壱円券(二宮尊徳:昭和21年発行)。表面には二宮尊徳(にのみやそんとく)が描かれている。


■昭和18年以前発行

い壱円券(武内宿禰:昭和18年発行)

い壱円券(武内宿禰:昭和18年発行)。表面には武内宿禰(たけのうちのすくね)が描かれている。
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い壱円券(武内宿禰:昭和18年発行)。表面には武内宿禰(たけのうちのすくね)が描かれている。

改造壱円券(武内宿禰:明治22年発行)

改造壱円券(武内宿禰:明治22年発行)。表面には武内宿禰(たけのうちのすくね)が描かれている。
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改造壱円券(武内宿禰:明治22年発行)。表面には武内宿禰(たけのうちのすくね)が描かれている。

旧壱円券(大黒天:明治18年発行)

旧壱円券(大黒天:明治18年発行)。表面には大黒天が描かれている。
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旧壱円券(大黒天:明治18年発行)。表面には大黒天が描かれている。