ハリソン・フォード「金持ちで有名」になりたいわけじゃなかった。若い時の望みを明かす

若かった時のハリソン・フォード氏の将来予想図は、その後の人生とはかなり違っていたようです

ハリソン・フォードがハリウッドを代表する俳優になるなんて考えてもいなかった――。一番そう思っていたのは本人だったのかもしれない。

『スター・ウォーズ』や『ブレードランナー』など、様々なヒット作に出演してきたフォード氏は「自分が主役を演じる俳優になるなんて、考えたこともなかった」と6月13日に掲載されたピープルのインタビューで明かした。

「私が望んでいたのは、俳優として生計を立てられるようになること、副業で収入を補わなくてもよいことでした」とも述べている。

カンヌ国際映画祭で『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の写真撮影に参加したフォード氏(2023年5月19日)
カンヌ国際映画祭で『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の写真撮影に参加したフォード氏(2023年5月19日)
Lionel Hahn via Getty Images

そう話すフォード氏だが、『スター・ウォーズ』のハン・ソロと『インディ・ジョーンズ』のインディアナ・ジョーンズ役だけでも、世界に知られる俳優となった。

The Numbersによると主演映画の世界興行収入は62億ドル(約8780億円)超で、アンサンブルキャストとして出演した作品の収入も15億ドル(約2120億円)以上だ。

フォード氏は「誰も信じないと思いますが、私は金持ちで有名になりたかったわけではありません」「ただ俳優になりたかっただけです」と語っている。

現在80歳になるフォード氏にとって、おそらく最後のインディアナ・ジョーンズになるであろうと考えられている『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は、6月30日に公開される予定だ。

この作品に対しては、好意的なものから批判的なものまで様々な批評が書かれているが、評論家のスティーブ・ポンド氏は、フォード氏演じるインディアナ・ジョーンズ像は失われていない、と指摘している

「『運命のダイヤル』の最終的な切り札は、ハリソン・フォードと彼が演じるキャラクターです。我々はこの主人公にとても愛着を感じているため、もう少しインディを見ることができるのなら、どんな愚かさにも付き合っていくでしょう」

1981年の映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』。インディ・ジョーンズシリーズの第1作目となるこの作品から、フォード氏は主役を演じている
1981年の映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』。インディ・ジョーンズシリーズの第1作目となるこの作品から、フォード氏は主役を演じている
CBS Photo Archive via Getty Images

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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