レポーターはスクープ取材していると思っていたが…予期せぬ感動の結末に思わず涙が止まらなくなる

しばらく言葉が出てこないベルさんでしたが「とんでもないサプライズ」と喜びを隠せません
ハフポストUS

アラバマ州のテレビレポーターが取材現場に駆けつけると、そこにはまったく予期せぬ“一世一代のスクープ”が待ち受けていたーー。

バーミンガムのABCテレビ系列のWBMAテレビのレポーターを務めるヴァレリー・ベルさんは、車が水に突っ込んだという情報を受けて現場へ。車が沈んだとされる湖のようなものを背景に、地元のペル・シティ警察関係者に取材を始めた。

同僚のチーフカメラマンが撮影した動画には、事故の状況について説明する警察関係者に「メモを取らせてもらってもいいですか」と聞くなど、真剣に仕事に取り組むベルさんの様子が映っている。

一見、通常の事故現場の取材に見えるが、物語はここから急展開を見せる。

メモを取っていいか聞かれた警察関係者は「もちろんいいですが、でもその前に、ちょっと後ろを振り返ってみて」とベルさんを促す。

振り返ったベルさんが目にしたのは、片膝をつき、笑顔で指輪の箱を手にする恋人ブレイク・ビヨーンソンさんの姿だった。

ビヨーンソンさんは消防士で、懇意にしていた警察関係者にサプライズプロポーズの協力を頼んでいたのだった。

ベルさんは「なんてことでしょう」と思わず口にし、驚きからしばらく言葉を失う。「何が起きているか把握しようとしているんだけど…」と言いながら微笑みかけるビヨーンソンさんに歩み寄り、左手を預けた。

ビヨーンソンさんが「君と出会ったことが人生で起きた中で最高の出来事だ」と言ってプロポーズすると、ベルさんは泣きながら「イエス」と応じた。

ベルさんはTwitterで、「スクープが取れると思って取材していたのだけど」と振り返り、「とんでもないサプライズでした 。あなたと永遠に過ごすのが待ちきれない。#ビヨーンソンになる ことができて世界一幸せ」とツイートした。

ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。

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