ひたすら長い...髪を33年伸ばし続けた女性、世界記録に認定。「前はビジネス、後ろはパーティー」の髪型 アメリカ

ギネス記録に認定されたタミ・マニスさん。「多くの人は私が振り向いたときに初めて髪の長さに気づき、ほとんどの場合、後ろ側を見るまで気づかないようです」
ギネス世界記録の認定証を手に笑顔を見せるマニスさん
ギネス世界記録の認定証を手に笑顔を見せるマニスさん
ギネス世界記録の公式ホームページ

アメリカ・テネシー州に住む女性が、女性の「マレットヘア」として世界で最も長い髪の毛であると認定された。2024年版のギネスブックに掲載されるという

同州ノックスビル出身のタミ・マニスさんの髪は現在、長さ約172センチ。マニスさんは、アメリカのロックバンド「ティル・チューズデー」のミュージックビデオに触発され、1980年代から「マレットヘア」と呼ばれるヘアスタイルを貫いてきた。1990年に後ろ髪を切ったのを最後に、33年間伸ばし続けているという。

マレットヘアは、前から見るとショートヘア風で、後ろは襟足が長いのが特徴の髪型だ。日本のウルフカットに似ている。前が短く後ろが長いことから、「前はビジネス、後ろはパーティー」なヘアスタイルとも言われる。

BBCによると、1980年代から1990年代初頭にかけて、ビリー・レイ・サイラスやパトリック・スウェイジといったスターによって流行したスタイルだ。

マニスさんは、「多くの人は私が振り向いたときに初めて髪の長さに気づきます。後ろ側を見るまで気づかないようです」と語っている。「幸いにも髪が伸び、今では世界一長いマレットヘアになったことにとても満足しています」。

マニスさんの髪は身長よりも長いため、編み込みにすることが多く、バイクに乗る時は「ポケットに髪をしまう」という。マニスさんは週に1回、友人に編み込みを手伝ってもらい、編み直しをする際には手入れしやすいよう、洗い流さないコンディショナーを使っているという。

「最も不思議なことは、ずっと前に会った人が私を覚えていることです」とマニスさん。ヘアケアは簡単とは言えないが、相手に深い印象を残す個性的なヘアスタイルにはメリットもあるようだ。

地面に着く勢いの長さの髪
地面に着く勢いの長さの髪
ギネス世界記録

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