子どもたちがダサかわの髪型を競うコンテストがアメリカに存在したーー。
日本のウルフカットに似ていて、アメリカでは「マレットヘア」と呼ばれる髪型。前から見るとショートヘア風に見えるが、襟足は長くなっており、世界一ダサい髪型と呼ばれることもある。
カリスマ性を放っていたイギリスのロックスター、デヴィッド・ボウイが1970年代初頭に取り入れたことをきっかけに、70〜80年代に欧米で流行したとされる。
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子どもを対象にしたマレットヘアの見栄えを競う全国コンテンストがアメリカで開催され、上位25人が投票によって選ばれた。
900人の参加者を抑えて1位に輝いたのは、ペンシルバニア州に住む6歳のローリー・エアリックさん。コンテストの主催者のウェブサイトによると、エアリックさんは1年前、理容店の席に座り、「マレットヘアにしてください」とお願いした。エアリックさんの母親は驚いたが、許可するほかなかった。
野球をするエアリックさんが走塁すると、伸ばした後ろ髪が風に乗ってきれいになびくという。
フィラデルフィア・インクワイアラの取材にエアリックさんは、「有名になっちゃったみたい。もう髪を切りたくない」と話した。
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CBSニュースフィラデルフィアによると、賞金5000ドル(約72万円)できょうだいにアルパカを買ってあげるという。
2位と3位に選ばれた子どもたちもそれぞれ個性的なマレットヘアをしている。
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