イーロン・マスク氏「Xが少額月額制に移行している理由は…」イスラエル首相との対談で語る

イーロン・マスク氏が買収してからシステムが大きく変わったX(旧Twitter)。対談でこれらの変革は“あるもの”と闘うためだと明かしました。
実業家のイーロン・マスク氏(2023年06月16日撮影)
実業家のイーロン・マスク氏(2023年06月16日撮影)
AFP=時事

X(旧Twitter)社オーナー、イーロン・マスク氏が9月18日、Xの有料サブスクリプション制度が必要だと思う理由を明かした。

マスク氏はイスラエルのネタニヤフ首相と対談。人工知能の可能性やリスク、差別的言説への対策などをテーマに意見を交わし、その様子がX上でライブ配信された。

反ユダヤ主義などX上の差別的な投稿の増加に話が及び、ネタニヤフ氏がその背景にある問題として、ひとりの個人が大量のボットアカウントを作成できると指摘した。

これに対してマスク氏は次のように答えた。

「われわれが、Xを利用するための少額月額制に移行している最も重要な理由は、それがボットの大軍と闘うたった一つの方法と考えるからです」

月額制への移行が、差別的な投稿を繰り返すボットへの対抗策だという見解を示した。

少額月額制への移行や理由に関するマスク氏の発言を、複数の英語メディアが報道。AXIOSテッククランチなどは、サービス自体が有料になる見込みがあると伝えている。

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