エアコンの大掃除を忘れてない? 汚れやカビに効果的な3つのポイント。“アレ”を使うのは実はNG

フィルターや室外機の掃除も忘れずに! パナソニックが紹介するエアコンの掃除方法が参考になります。
エアコンのイメージ画像
Penpak Ngamsathain via Getty Images
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エアコンの掃除をしたいけど、具体的な方法がよくわからない…。そんな悩みを抱える人も多いのではないでしょうか?

そんなとき、パナソニックが紹介するエアコンの掃除方法が参考になります。年末の大掃除に備えて、3つのポイントをぜひ確認してみてください。

エアコン掃除のポイント。やりがちだけどNGなのは…

1. フィルターの手入れ

エアコンフィルターの掃除が行き届いていないと、目詰まりや冷暖房能力が低下し電気料金がかさんでしまいます。詳しい掃除方法を確認しましょう。

事前に部屋の窓を開け、マスクをします。コンセントから電源プラグを抜いて、前面パネルを開けてフィルターを取り外します。

自動掃除機能なしのエアコンの場合は、掃除機でホコリを取り除きましょう。自動掃除機能ありのエアコンの場合は、ダストボックス内にたまったホコリを取り除きます。カビを見つけたら、浴室などに運んで洗い落としてください。

次に、柔らかい布などで軽く拭くように水洗いをし、油汚れやたばこのヤニ汚れを取り除きます。洗い終えたら、新聞紙を床に敷き、フィルターを立てかけて陰干しをします。

NGな掃除方法として、フィルター掃除に使い終えた歯ブラシを用いることが挙げられます。古い歯ブラシには口内細菌が付着しているため、エアコンフィルター掃除専用のブラシを使うことがおすすめだといいます。

また、直射日光やドライヤーの温風を当てることも避けましょう。熱でプラスチックが変質する可能性があります。

2. 拭き掃除

通風路、フラップ等で汚れている場所を拭き掃除してください。カビ菌のえさになるエアコンの汚れを取り除きましょう。

室内機の外装はプラスチック製のため、ホコリを引き寄せがちです。前面パネルやその周囲、リモコンが汚れている場合はから拭きをしましょう。

エアコンの上側に降り積もったホコリも、ハンディモップなどで取り除きます。

NGな掃除方法として、自分でエアコン内部の洗浄をすることが挙げられます。誤ったクリーニング方法によって洗浄剤が内部に残ると、故障の原因につながります。内部洗浄は専門業者に依頼しましょう。

3. 室外機周りの掃除

ホコリや落ち葉などのごみがたまり、室外機の吹き出し口を塞いでしまうと熱交換の効率が下がります。

対処として、室外機の周囲25㎝以内には物を置かないようにし、枯葉や砂などを取り除いて目詰まりを防ぎましょう。室外機の裏側に溜まった枯葉などのゴミも取り除き、排熱がスムーズにできるようにしましょう。

室内機の熱交換器に溜まった結露水を排出するためのドレンホースも、砂埃や虫の巣で詰まりやすくなっています。割りばしなどを使って、詰まったゴミをかき出しましょう。