【葬送のフリーレン】作者の『名探偵コナン』イラストがこれだ。「センスの塊」「黒の組織に…」と反響(画像)

『葬送のフリーレン』の作画担当アベツカサさんが『名探偵コナン』の佐藤刑事のイラストを描き下ろし。2024年はコナン30周年の年です。
葬送のフリーレン12巻/名探偵コナン104巻
葬送のフリーレン12巻/名探偵コナン104巻
山田鐘人、アベツカサ、小学館/青山剛昌、小学館/Amazon

日本テレビ系列テレビアニメが放送中の人気漫画『葬送のフリーレン』。

公式Xが1月14日、原作の作画を担当するアベツカサさんが描き下ろした、漫画『名探偵コナン』のイラストを投稿した。

描かれたのは、手錠を持った警視庁捜査一課強行犯三係の佐藤美和子刑事。アベさんは「名探偵コナン30周年おめでとうございます!」とコメントを添えている。

投稿には「これは黒の組織に勘付けるタイプの佐藤さん」「めっちゃかっこよすぎる!」「センスの塊」「天才」といったコメントが寄せられている。

『葬送のフリーレン』と『名探偵コナン』は、週刊少年サンデー(小学館)で連載中。両作は2023年9月に、サンデー誌上でもコラボしている。

2023年41号で『名探偵コナン』、42号で『葬送のフリーレン』がそれぞれ表紙を飾り、つなげると一つのイラストになるというものだ。

イラストでは、フリーレンがコナンを抱きかかえ、コナンがフリーレンに花冠を付けている。

MANTANWEBによると、アベツカサさんは「サンデー連載の作品でこういう表紙をするのは初ということで、恐縮する気持ちもありつつ、とても光栄です……!!」、『名探偵コナン』作者の青山剛昌さんは「なんとビックリ、コナンとフリーレンのつながる表紙を描いちゃいました! (『はじめの一歩』の)一歩や(『ONE PIECE』の)ルフィとつながったことはあったけど、同じサンデー作品でつながったのは初めてかも!」と、それぞれコメントしていた。

『名探偵コナン』と『葬送のフリーレン』のつながる表紙(週間少年サンデー2023年41、42号)
『名探偵コナン』と『葬送のフリーレン』のつながる表紙(週間少年サンデー2023年41、42号)
小学館

『葬送のフリーレン』は、勇者とそのパーティーによって魔王が倒された“その後”の世界を舞台に、勇者と共に魔王を打倒した1000年以上生きる魔法使い・フリーレンと、彼女が新たに出会う人々の旅路を描いたストーリー。

勇者ヒンメルらとの過去の冒険を振り返りながら、フリーレンが現在の仲間のフェルンやシュタルクとともに、新たな冒険に出る。コミックスは山田鐘人さんが原作、アベツカサさんが作画を担当しマンガ大賞2021大賞や第25回手塚治虫文化賞新生賞を受賞している。

『名探偵コナン』は、謎の薬を飲まされて体が小さくなった高校生探偵の工藤新一が小学生の「江戸川コナン」としていろんな事件を解決していく物語。

1994年に連載が開始し、青山剛昌さんによる単行本は現在104巻まで出ており、世界での単行本累計部数は2億7000万部超の人気作だ。4月に公開された劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」は、興行収入が138億円を突破する大ヒットを記録している。

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