神奈川県横浜市にある「よこはま動物園 ズーラシア」は8月19日、オカピの赤ちゃんが10年ぶりに誕生したことを報告。公式YouTubeでは、オカピの出産シーンの動画を公開しています。
同園でオカピの赤ちゃんが誕生したのは7月30日のこと。
20日ほどが経過した現在も、母親のララ(9歳)は落ち着いた状態で、授乳も確認できているといいます。赤ちゃんも少しずつ動きが活発になってきているそうです。
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オカピは小型の馬のような大きさと体型をしていて、体の一部にシマウマのような縞模様があるのが特徴ですが、生物学上はキリン科に属する動物。
ジャイアントパンダ、コビトカバとともに「世界3大珍獣」に数えられるほか、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いとされる「絶滅危惧IB類(EN)」にも指定されています。
現在、日本でオカピを飼育している動物園は同園と、同じく横浜市にある「金沢動物園」の2園のみということからも、その貴重さがうかがえます。
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そんなオカピの赤ちゃんの公開時期について同園は、決定次第公式サイトなどで報告するとしています。それまでは、サイト内のブログ「飼育日誌」で近況を報告予定とのこと、気になる方はチェックしてみては?