妻夫木聡さん主演の日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」の放送が10月12日に始まり、馬の所有者を意味する「馬主」の読み方が話題になっている。
本作は、競馬の世界を舞台に、夢を追う大人たちが家族や仲間、競走馬たちとともに数々の奇跡を起こしていく20年にわたる物語。早見和真さんの同名小説が原作で、ドラマ化にあたりJRA(日本中央競馬会)が全面協力し、実際の競馬場で撮影されている。
馬主の読み方は?JRAやNHKは…
ドラマには、競馬界では有名な「馬主」として、佐藤浩市さん演じるロイヤルヒューマン創業社長の山王耕造などのキャラクターも登場。
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第1話で何度も「馬主」という言葉が出てきたが、この漢字の読み方を知っているだろうか?
答えは、
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「うまぬし」だ。
JRAでは「馬主」を「うまぬし」としており、NHKも原則として「うまぬし」と読んでいる。その理由について、NHK放送文化研究所は「[ウマヌシ]の読みが一般的で耳で聞いてわかりやすいうえ、日本中央競馬会でも「馬主」の読み方を[ウマヌシ]に統一しています」と解説。
また、馬主を「ばしゅ」と読むこともできるが、「馬手」と混同する恐れがあるため、競馬中継などの放送では「馬主」を原則として「うまぬし」と読んでいるという。
「ばぬし」と読んでいた人も多いようで、ドラマ放送時には「初めて知った」「ばぬしだと思ってた」「このドラマを機に競馬ファン以外の人にも、うまぬし読みが浸透したらいいなぁ…」などと話題になった。
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