
毎年9月に発売され、気温の低下とともに注目を集める無印良品の「あったか綿インナー」シリーズ。
今こそ必要…! という寒い時期には、「SNSで話題になる」→「売り場からなくなる」こともある人気シリーズです。
今年は9月15日から販売がスタート。オーガニックコットンを100%使用し、肌にやさしいのはもちろん、特殊な技術を施して身体から発散する蒸気を熱に転換する「吸湿発熱のちから」を高めた機能的なアイテムが揃います。
素材力だけじゃなく仕立てにも工夫
「あったか綿インナー」の特徴は次の3つ。
・湿気を暖かさに変える「吸湿発熱性」
・静電気トラブルの軽減
・肌の乾燥予防に効果が期待できる
綿100%の天然素材だからこそやさしさと機能性の両立がポイントです。
また、この素材をインナーに仕立てる際の工夫として、「あったか綿」のレギュラータイプでは脇に縫い目のない「丸胴編み」を採用。洗濯表示を生地の内側にプリントして洗濯タグを廃止するなど、肌への思いやりを徹底しています。

これまで愛用してきた化繊系防寒インナーで突如かぶれが発生するようになった筆者。これは、冬の寒さと肌のかゆみ問題に同時に終止符が打てるかも! と期待が高まります。
インナーというより“しっかりした黒Tシャツ”

さっそく「あったか綿 クルーネック長袖Tシャツ」を購入して着用してみると…。
着ただけでもうあったかい! 身長158cmの私はMサイズを着用、胴回りは多少ゆったりですが手首から肘にかけてはピタッとフィット。

しっかり厚みを感じられる生地で、透け感もまったくなくインナーを着ているというより1枚ちゃんと体に纏った感があります。
なんなら重ね着用の長袖Tシャツとしても着回せるかも…。

クルーネックTシャツだと首が詰まっているので、首まわりの開いたニットを着るならUネックを購入する方がいいなと思いました。
年中ひんやりしているあの場所へ、いざ!

この記事を書いている今は10月中旬、まだまだ暑い! ということでTシャツの下に「あったか綿 クルーネック長袖Tシャツ」を着込み、年中ひんやりしているスケートリンクへ出かけて検証してみました。
この日屋外の気温は29度、リンクの観覧エリアは14度ほど。例年だと11月ごろの平均気温に相当します。

滞在時間はおよそ30分。ピアスはキンキンに冷たくなり、つま先と下半身にはしっかり冷えを感じましたが、上半身は「冷え? なんのこと?」。
何より良かったのは、到着までにかいた汗がしっかりと吸収されてこれが暖かさにつながっているのかな? と実感できたこと。この時のトータル数時間の着用では特にかぶれも出ることなく、快適に過ごせました。
気温が一桁になったら同じインナーシリーズの「あったか綿 厚手」や「あったか綿 ウール」から商品を買い足して、12〜3月の極寒期をサバイブしたいと思います!
◾️無印良品「あったか綿 クルーネック長袖Tシャツ」
価格:1490円(税込)
サイズ:XS/S/M/L/XL/XXL