この丸い電池、不燃ごみで捨てたらダメ。ゴミ清掃芸人が写真を公開、行政も「テープで絶縁して」と呼びかけ

アルカリ、リチウムイオン、ボタンなど電池の種類は多岐にわたりますが、それぞれで処分の方法が異なります。「ゴミ清掃芸人」の滝沢秀一さんが発信しました。
イメージ
y-studio via Getty Images
イメージ

アルカリ、マンガン、コイン、リチウム、リチウムイオン、ボタン……。

「電池」の種類は多岐に渡りますが、それぞれで処分の方法が異なることをご存知でしたか?

「ゴミ清掃芸人」として知られるお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一さんが10月28日、自身のX(@takizawa0914)を更新。

写真と共に、電池の正しい捨て方について発信しました。

ボタン電池は区で回収していない

滝沢さんはXに、「ボタン電池は重なり合うとショートして破裂、発火する恐れがあるので、テープで絶縁をすることをオススメします!」と投稿。

セロハンテープのようなものでボタン電池を包む様子の写真を添付し、「使い終わった後の電池を家に保管しておく時に、安心です」と呼びかけました。

東京都内の行政も同様のことをウェブサイトで発信しています。

例えば北区は、アルカリ・マンガン・リチウム・コイン型の電池は不燃ごみとしていますが、ボタン電池についてはセロハンテープで絶縁した上で、店舗に設置されたボタン電池回収缶に入れるよう周知しています。

中野区は、ボタン電池などの回収ボックスを区立施設に設置しているとし、「セロハンテープ等で絶縁してお出しください。電気店などの協力店でも回収しています」と呼びかけ。

渋谷区「区で回収していない電池」「ボタン電池」を挙げており、一般社団法人電池工業会のボタン電池回収缶に出すよう求めています。

また、ボタン電池や充電式電池は「回収ボックスの中でショートすると危険」だとし、「プラス極とマイナス極にセロハンテープなどを貼って絶縁してください」と注意喚起しています。

(ごみの分別ルールは自治体によって様々です。住んでいる自治体のルールを確認し、分別しましょう)