缶ビール包装紙、資源ごみは「不正解」⇨「なんと!」「知らなかった」。ゴミ清掃芸人が正しい捨て方を発信

缶ビールを包む紙(マルチパック)の“正しい捨て方”とは?「ゴミ清掃芸人」の滝沢秀一さんが発信しました。
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「ゴミ清掃芸人」として知られるお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一さんが9月30日、自身のX(@takizawa0914)を更新し、ビール缶を包む紙(マルチパック)の“正しい捨て方”について呼びかけました。

「再度確認せねば〜」「なんと!」

滝沢さんはXに、「ビールなど、パックでまとめる紙は可燃ごみで大丈夫です」と投稿。

続けて、「紙マークが付いていれば古紙回収で集める地域もありますが、実はこの紙は水滴に強い特殊加工がしてあります!」とし、「水に溶けない紙は可燃と覚えてくれると嬉しいです!」と呼びかけました。

千葉県八千代市も同様に発信しており、「缶ビール6本パック等に使用されているマルチパック紙は雑がみとして出せる?」という問いに、「不正解」と回答。

「ビールなどの飲料用の紙は防水加工されているので、雑がみでは出せません」と理由を説明し、「可燃ごみとして出してください」と周知しています。

また、東京都多摩市「よくある質問」として、「ビールなどをまとめて包んでいるマルチパックは雑紙で出せるのでは?」という意見があると紹介しています。

その上で、「マルチパックは水に溶けない特殊な加工がされており、紙から紙へリサイクルできないため、雑紙として出さず、燃やせるごみとして出してください」としていました。

なお、マルチパックのほかにも、紙コップや感熱性発泡紙、熱転写紙(アイロンプリント用紙)、シールなど粘着性のあるもの、芳香紙なども、紙としてリサイクルできないといいます。

滝沢さんの投稿には、「なるほど。水にとけない紙は可燃ごみね」「これは知らなかった!」「いつも資源で出していたわ。再度確認せねば~」「なんと!」などと話題になっています。

(ごみの分別ルールは自治体によって様々です。住んでいる自治体のルールを確認して分別しましょう)