「遊戯王」作者・高橋和希さん、人命救助中に亡くなった可能性。米軍紙に居合わせた人が証言

沖縄県名護市の沖合で7月、漂流しているのが発見され、その後死亡が確認されていました。
「遊戯王」は世界でも人気だ
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picture alliance via Getty Images

2022年7月、沖縄県名護市の沖合で、人気漫画「遊☆戯☆王」の作者である高橋和希さん(60歳)がうつ伏せで漂流しているのが発見され、その後死亡が確認された。

当時、海上保安署は高橋さんがスノーケリング中に溺れて亡くなったと見て、詳しく調べていると報道されていた

しかし今、高橋さんは人命救助をしている中で命を落とした可能性が指摘されている。

当日同じ海にいたという米陸軍将校のロバート・ブルジョ少佐は、10月11日に掲載された米軍紙「Stars and Stripes(星条旗新聞)」に、当時の海での状況を語った。

ブルジョ少佐は7月4日、ダイビングを教えるためビーチに来たが、海のコンディションは非常に荒れていたという。そんな中、彼は渦潮に引き込まれ助けを求めている3人を発見し、泳いで救助に向かった。

その救助に加わったのが高橋さんだった。

ブルジョ少佐の生徒によると、高橋さんは渦潮から度々浮上したが、その後姿が見えなくなったという。

「彼はヒーローだ。他の人の命を助けようとして亡くなったんだ」とブルジョ少佐は同紙に語っている。

ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。

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