冷やし固めるだけのロースイーツづくりは、かんたんに楽しめるお菓子作りのアイデアとして、とってもおすすめのひとつです。
生ナッツを浸水しておいて、ココナッツオイルを湯煎で溶かしておけば、すぐにつくれるものばかりなんですよ☆
そして、ロースイーツづくりで便利なのが、底が外れる製菓用具。底が外れるタルト型や羊羹型があると、とっても便利です。
今回のローブラウニーのレシピは15センチ四方の正方形の羊羹型を使ってのレシピです。クッキングシートをサイズに合わせて、事前に切り込んで、底に敷いておきましょう。
もちろん、羊羹型が無くても、タッパーなどの容器を使っても作れますので、お気軽に試してみて下さいね。
材料
(15センチ四方の羊羹型)
・生くるみ:160グラム(2カップ)
・ローカカオパウダー:大さじ4
・ココナッツシュガー:大さじ4
・ココナッツオイル:大さじ2(20グラム)
・塩:ふたつまみ
作り方
①生くるみは一晩浸水した後、良くすすいでおく。
②ココナッツオイルを湯煎で溶かしておく。
③羊羹型の底に合わせて、ベーキングペーパーを切って敷いておく。
④浸水したくるみをフードプロセッサーか包丁で粗く粉砕する。
⑤粗く刻んだくるみ、ローカカオパウダー、ココナッツシュガー、塩をボウルに移し、へらで良く生地を混ぜ合わせる。
⑥湯煎にかけて溶かしたココナッツオイルを加え、生地全体に混ぜ合わせる。
⑦ベーキングペーパーを敷いた羊羹型に生地を乗せ、ゴムベラで平らにならして、冷蔵庫で2時間ほど冷やし固める。
⑧生地を型から外し、お好みの大きさに切り分けて、できあがり☆
密閉容器に入れ、冷蔵庫で2~3日。冷凍庫で1ヶ月ほど持ちます。
生ナッツは、今回は、日本人にとってもなじみ深い、くるみを選んでみました。ほのかな渋みや苦味を楽しむ事ができます。粉砕しすぎると、苦味が強くなるので、気をつけて下さいね。
浸水することにより、渋皮に含まれる酵素抑制物質をリリースするだけでなく、より柔らかくなりより栄養価を吸収しやすい状態に。油分も少し減らせます。浸水した水は、しっかりすすいで流しておきましょう。
生のカカオ豆の繊維をパウダー状にした、ローカカオパウダーを加えることにより、チョコレートのフレイバーを加えています。抗酸化物質やミネラルが沢山のローカカオを入れて、ちゃっかりとエイジングケアにも。
栄養たっぷりなごほうびレシピ、楽しんでみてくださいね。
ライター: 前田 直宏( ロースイーツ・パティシエ)