今日、アップル(ティッカーシンボル:AAPL)が一連の新製品を発表しました。それらは:
iPhone 6 (4.7インチ 199ドル)
iPhone 6 Plus(5.5インチ、16GBが299ドル、64GBが399ドル、128GBが499ドル)
Apple Pay
Apple Watch (2015年に発売、349ドル)
です。
このうちApple Watchにはボイス・ディクテーション機能とハプティック技術が採用されています。後者の技術を提供している企業はイマージョン(ティッカーシンボル:IMMR)では無いかと言われています。なお以下のチャートは全てザラバ・ベース、大引け1時間前のチャートです。
Apple Payは当初の予想以上に投資家に好感されている様子です。モバイルペイメントに使われるNFCチップを作っている企業がNXPセミコンダクター(ティッカーシンボル;NXPI)です。
また決済システムに関してはベリフォン(ティッカーシンボル:PAY)が協力会社となります。
Apple Watchに関しては腕時計市場での競争激化を嫌気してフォッシル(ティッカーシンボル:FOSL)が値を消しています。
またユニバーサル・ディスプレイ(ティッカーシンボル:OLED)はApple WatchにOLEDが使用されなかったことで落胆売りが出ました。
さらにiPhone 6 Plusにサファイアが採用されなかったのでGTアドバンスト・テクノロジーズ(ティッカーシンボル:GTAT)が下げました。
アップル(ティッカーシンボル:AAPL)は一時$103.08の高値まで買われたのですが、材料出尽くしで「行って来い」になっています。
(2014年9月10日「Market Hack」より転載)