台風10号、7月21日に沖縄直撃の恐れ

沖縄本島や奄美では暴風雨に要警戒

台風10号は、19日21時現在、日本の南の海上にあって、1時間におよそ20kmの速さで北へ進んでいます。中心気圧は994hPa、中心付近の最大風速は20m/sで少しずつ発達してきました。

▼台風10号 19日(木) 21時現在

 存在地域   日本の南

 大きさ階級  //

 強さ階級   //

 移動     北 20 km/h

 中心気圧   994 hPa

 最大風速   20 m/s (中心付近)

 最大瞬間風速 30 m/s

台風10号は、20日(金)21時には、中心気圧が980hPa、中心付近の最大風速は30m/s まで発達する見込みで、予報円の中心から半径200km以内では風速25m/s以上の暴風域に入る可能性があります。

また、その後も発達を続けながら北西方向に進み、21日土曜日には沖縄本島に直撃する恐れがあります。最新の予報をこまめに確認するようにしてください。

台風の中心から北東側に活発な雨雲が広がると予想され、沖縄本島から奄美方面では風雨の強まりに警戒が必要です。

沖縄本島では1時間に60mmを超えるような激しい雨が降り、総雨量は150mmを超える所がありそうです。また、瞬間的には35m/sを超えるような暴風の恐れがあるため、明日20日(金)のうちにしっかりと台風対策を済ませておくようにしてください。

また、台風周辺では波の高さが7mを超える大しけとなりますので、海岸付近でも注意が必要です。

>>ウェザーニュース台風Ch.

なお、沖縄付近を通過した後は、高気圧の縁に沿うように中国大陸方面へ向かう見込みです。

アンピル(Ampol)は、カンボジアの果物の名前「タマリンド」が由来です。

台風の名前は、「台風委員会」(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

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