新生児育児を満喫しよう その10 今、人に助けを求めないでいつ求めるのですか?

人に助けを求めることは幸せを配る行為だと思っています。
New Born Baby
Miho Aikawa
New Born Baby

私は2016年、長男出産後に前妻を亡くしたため、産後の育児を夫婦で楽しむという経験ができませんでした。翌年に今の妻と再婚し、2018年4月23日、次男が無事に誕生しました。前妻とは成しえなかった、夫婦の共同育児を今度こそ満喫しようと思います。

繰り返しになりますが、育児を楽しめるかどうかの秘訣は一人ですべてを抱え込まないことだと思います。そのためにできることは一つしかありません。周りに助けを求めることです。しかし、私の妻はそれが苦手です。迷惑をかけたくないし、母親の自分が頑張らなくてはいけない、という想いがあるようです。妻が友人や親せきに何かをお願いするというのをほとんど見たことがありません。

私は全く真逆の人間です。先日のブログでも書きましたが、人に助けを求めることは幸せを配る行為だと思っています。新生児を抱える大変さは、多くの方が体験していることですから、今こそ助けを求める時です。

というわけで、私が妻の代わりに、人に助けを求めることにしました。病院から退院したのが4月28日で、丁度、大型連休が始まり、保育園が閉まりました。これにより、私たちは生まれたばかりの次男と、1歳の長男両方を家で世話をしなくてはいけなくなりました。妻は授乳以外は体を休めなければならず、私一人で長男と次男を見ながら、家事をこなすのは無理だと思いました。

そこで、まず、近くに住む姉に長男の世話をできる日があるか聞きました。姉は子どもが3人いて、一番下が10歳。仕事で忙しい日々をやりくりして、これまでも月に2回ほど長男の世話をお願いしてきました。姉は、4月30日と5月6日なら大丈夫ということでした。

そして、市の事業である「ファミリーサポート」の方にもお願いしました。これは、子どもの世話をしてもいいという方と、してほしい方を市がマッチングするもので、事前に登録し、世話をしてくれる会員さんと面会し、それからお互いの都合に合わせてお世話をお願いするものです。市から少し補助が出て、1時間600円から800円の料金がかかります。私は妻が妊娠中の時にすでに会員登録作業を済ませ、会員のKさんとOさんにいつでもお願いできる状態にしておきました。

2人に連絡してみたら、Kさんが4月29日、Oさんが5月4日に長男の世話をしてくれることになり、何とか、大型連休は次男と妻の世話に没頭することができました。

さらに、私は、姉の家に、私が3歳の頃から夕ご飯を作りに来てくれている近所のおばさんがいることに目を付けました。私は姉に「材料費は払うから、一か月だけ、私たちの分も余計に作ってもらうことは可能かな?」と尋ねてみました。そしたら、姉は「全然いいよ!」と即答してくれ、週に3-4日は夕ご飯の心配をする必要がなくなりました。出前やスーパーのお惣菜ではなく、料理をせずに手料理を食べることができるのは、とても助かりました。

そして、市のシルバー人材センターに一か月間だけ、週2回の清掃をお願いしました。これも一時間800円。

極めつけは、「出産祝い何がいいかな?」と聞いてくれる方には、「出産直後は、できるだけ妻を休ませるために、ベビーシッターさんとかお手伝いさんを雇ったから、その補助を頂けると助かります」と伝えました。私たちの場合、長男のおかげで洋服やおもちゃなどはほとんど揃っているため、現金支援が一番助かりました。埼玉に暮らす妻の父親はとても寛大な方で、「自分が家事とかしてあげられない分、もし誰かを短期で雇うのなら、少しくらいは補助するよ」と言ってくれました。

そういうわけで、もうすぐ生後一か月。たくさんの人からの助けを受け、何とかやっていけそうです。ありがとうございます。

総括

赤ちゃんの育児は周りの助けを求めることが大事です。特に生後一か月の間は頼みまくりましょう。もし、ママが人に頼むのが苦手な方なら、夫のあなたが代わりに頼んであげましょう!