原発の再稼働に賛成?反対?ーーー。
楽天は参院選特集2013で、参院選に関する漫画コンテンツ「選挙に行きたくなるマンガ」の第2弾を掲載した。『原発の再稼働に賛成?反対?選挙で未来の選択を』というタイトルで、原子力発電所とエネルギー政策に関する内容となっている。第1弾の『「選挙に無関心」だと500万円損!?』と同様、学生向け議員インターンシップなどの若年投票率向上を目的に活動する「NPO法人ドットジェイピー」が監修している。
原発問題は、有権者にはどのように写っているのか。
「原発問題って、最近あんまり効かなくなった気がするし、解決に向かってるんでしょ?」
パンダのかぶりものをした「パン子」が問う。
「選挙に行きたくなるマンガ」に登場するのは、楽天が提供するスマートフォンアプリ「C.I.A情報局~マンガニュース~」のキャラクターたちだ。「桜だもん高校」に通う個性豊かなキャラクターたちのやり取りを通じて、日々の様々なニュースを楽しく理解することができる。
パン子は「ジャニオタ」という設定で、これまで、「つんく♂発のアイドル育成カフェ」や「宮沢りえに任せた天海祐希の本音」など、芸能界に関するニュース解説漫画に多数登場してきた。
「芸能ニュースは読むけれど、社会ニュースはあまり得意ではない」ように見えるパン子のようなインターネットユーザーにとっては、原発は「解決に向かってるんでしょ…?」という状態なのかもしれない。いっぽう、パン子は、太陽光エネルギーに対して「小規模なら有効みたい」と発言するなど、再生可能エネルギーには前向きな表情も見せる。
原発に関する漫画には「原発ふれんず~Children of the Atom~」という作品もあり、ネットで無料で読める。各地の原子力発電所を擬人化した4コマ漫画で、東京電力福島第一原発をモチーフとした、「原発妖精・福いちくん」や、高速増殖炉のもんじゅを描いた「もんじー」、チェルノブイリの「チェルノくん」などが登場し、『放射能を「正しく怖がる」ためのいろんな知識』を学ぶことができるという。
「パン子」や「原発ふれんず」のキャラクターを通して原発のことを見ると、新たな視点を発見できるかもしれない。冷静な視点を得るために、漫画という手段で参院選の争点を比べてみてはどうだろうか。
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