検索結果が情報でなく、「モノ」で現れたとしたら――。Yahoo!は9月17日、検索結果を3Dプリンタで出力する「さわれる検索」を発表した。
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コンセプトモデルとして発表した。3Dプリンタとディスプレイが組み合わさった、専用の端末に検索したいワードを話しかけると、音声認識し、候補を画面に表示。3Dで出力する。現在、検索にマッチするワードは100以上。3Dプリンタの出力に必要なデータは、今後、個人や企業から募集する。
出力可能な3Dデータは現在「きりん」「ティラノサウルス」「車」「スカイツリー」など100種類以上。プロジェクト開始後も個人や企業から3Dデータを募集し、150種類以上を目指す。プロジェクトサイトでは、子どもたちが実際に3D出力した「さわった」、3Dデータが最近追加された「さわれる」、3Dデータ提供を求める「さわりたい」の3ジャンルで情報を掲載していく。
(ITmedia「検索結果を3Dプリンタで「生み出せる」 ヤフー、新コンセプト「さわれる検索」」より 2013/09/17)
今後は、盲学校で「さわれる検索」の特別授業などを行い、試験的に学校内にシステムを設置。10月以降、寄贈先を選定する予定。
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さらに「商品名を入れるとそのフィギュアやサンプルが出る」など、広告商材としての展開も視野にいれているという。コンセプトビデオも公開されている。