山崎豊子さんが死去、「白い巨塔」や「沈まぬ太陽」「華麗なる一族」

『白い巨塔』や『華麗なる一族』などの作品で知られる作家の山崎豊子さんが、9月29日未明、死去した。88歳。
時事通信社

『白い巨塔』や『華麗なる一族』などの作品で知られる作家の山崎豊子さんが、9月29日未明、死去した。88歳。47NEWSが報じた。

山崎さんは、大阪で生まれ、旧制女専を卒業後に毎日新聞社に入社。勤務のかたわら小説を書きはじめ、1957年に『暖炉』でデビュー。翌年1958年に書いた『花のれん』では、第39回直木賞を受賞した。

大学病院の現実を描いた『白い巨塔』や、ジャンボ機墜落事故と航空会社の暗部に迫った『沈まぬ太陽』、中国残留孤児の苦難をテーマにした戦争3部作『大地の子』など、多数の作品がベストセラーとなった。作品がドラマ化・映画化されることも多く、話題を呼んでいた。

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