2月9日に投開票を控える東京都知事選。告示日となった1月23日、各候補の年齢と、有権者の世代別人口を掛けあわせたグラフが、Twitterに投稿された。このグラフによって、若い世代が実は多いことと、それと裏腹に高年齢の候補者が多いことが、改めて浮き彫りになった。
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東京の人口における年齢構成比を、多い順に並べて改めて見てみよう。
- 40代 207万3830人
- 30代 205万4057人
- 60代 161万3237人
- 20代 154万4886人
- 50代 145万4188人
- 70代 123万9740人
- 80代 61万7775人
- 90代 11万8789人
- 100歳以上 4444人
「高齢化社会」というイメージで、中高年層が圧倒的に多いかと思いきや、実は40代、30代といった中年期の人口がもっとも多いのが、東京だ。さらに東京と、それ以外の地域で人口における年齢の割合を比べたのが下のグラフだ。
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これを見ても、東京は他の地域に比べても「若者」が多い都市であることがわかる。だが、仕事も子育ても現役ど真ん中である、この世代で立候補しているのは、家入一真氏ただ一人。あまりにも選択肢が少ないのが現状だ。
若い世代の有権者数は多い。民意は、どのようにしたら届くのか。
ここで、先ほどの東京都の人口比率のグラフに、前回、2012年12月に猪瀬知事が当選した都知事選のときの年代別投票率を加えてみよう。数で勝る若い世代が、投票していないことが見て取れる。
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もし、前回の都知事選と同じ投票率だったら、どうなるのか。40代以下の若い世代は、人口比では53%とわずかに多数派なのにも関わらず(左)、投票率の低さが響き、ひっくり返されて47%と半分を割ってしまう(右)。
こうした「数が多いのに、投票にいかない若年代」にTwitterで投票を呼びかけているのが、茂木健一郎氏だ。
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東京は変わるのか。果たして若年層の投票率は上がるのか。下がるのか。動向が注目される。
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