マレーシアのヒシャムディン運輸相代行は26日、消息を絶ったマレーシア航空機370便が墜落したとされるインド洋南部で、同機の残骸の可能性がある物体122個を捉えた衛星画像がフランスの企業から提供されたと明らかにした。
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ヒシャムディン氏は会見で、「機体の一部の可能性がある物体を示す衛星画像については、オーストラリア、中国、フランスから提供を受けている」とコメント。「370便との関連を見つける必要がある」と述べた。
同氏によると、最新の衛星画像はフランスに拠点を置くエアバス・ディフェンス・アンド・スペース社が23日に撮影。122個の物体は、約400平方キロの範囲に広がっており、長さは1メートルから23メートルとさまざまだという。
8日に消息を絶ったクアラルンプール発北京行きの同機については、墜落したとの見解がマレーシア政府から発表され、乗客乗員239人全員が死亡したとみられている。[パース/クアラルンプール 26日 ロイター]
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