27日付のチャイナ・デーリーによると、中国当局は、国内保険大手の中国人民保険集団(PICC)と中国平安保険グループに対して、大気汚染による健康被害をカバーする保険の販売を停止するよう伝えた。
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理由は明らかにしていない。
PICCは先週、北京市の住民を対象に大気汚染保険の販売を開始したばかり。この保険は、スモッグが原因で入院した場合、加入者に1500元(240ドル)支払う。また、北京市の大気汚染指数(AQI)が「危険」と見なされるレベルである300を5日間連続で超えた場合も、300元が支払われる。
平安保険は、オンラインの旅行会社と提携し、旅行時にスモッグが発生している都市に2日以上滞在した場合、1日当たり最大50元を支払う保険を販売。
両社ともこれまで加入した保険は有効としている。
北京市の大気汚染指数はしばしば300を上回り、時には500を超えることもある。[上海 27日 ロイター]
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