第86回選抜高校野球大会第12日は4月2日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝が行われ、龍谷大平安(京都)が、履正社(大阪)を6―2で下し、初優勝を飾った。龍谷大平安は最多38回目出場で、初めて進んだ春の決勝を制した。
龍谷大平安は1回表、内野安打と押し出しデッドボールで2点を先制。履正社も2回に1アウト2塁から絹田のセンター前ヒットで1点を返したが、龍谷大平安は3、4回に1点ずつをあげリードを広げた。
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履正社は5回、エラーなどで2アウト3塁のチャンスに、5番・西村のセンター前2塁打で1点を返し、4-2と追い上げた。
履正社は8回裏にも1アウト満塁のチャンスをつくったが無得点。逆に龍谷大平安は9回表、1アウト2塁から4番・河合がライトスタンドに飛び込む2ランホームランで突き放した。
日刊スポーツによると、近畿勢の決勝対決は1979年の箕島(和歌山)-浪商(大阪=現大体大浪商)以来35年ぶり7度目だった。
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龍谷大平安は夏の全国選手権は3度の優勝を誇る。履正社は選抜4年連続6度目の出場だった。
1回表龍谷大平安無死三塁、大谷司(右)が先制の適時内野安打を放つ=2日、甲子園
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