「え?サムスンのPR?」米政府、オバマ大統領とのスマホ撮影を禁止に

ホワイトハウスは、オバマ大統領と一緒にスマホで自分撮りすることを禁止する方針であることを明かした。

ホワイトハウスは、オバマ大統領と一緒にスマホで自分撮りすることを禁止する方針であることを明かした。

これは昨年、大リーグで優勝したボストン・レッドソックスの選手たちが4月1日にオバマ大統領を表敬訪問した際、デビッド・オルティズ選手がオバマ大統領とスマホで「自撮り」をして、Twitterに投稿したことに対応したもの。ツイートは4万回以上リツイートされたが、その後、スマホメーカーのサムスンのPR活動の一環だった可能性が高いことが指摘されている。写真には上原浩治選手の姿も写っている。

ホワイトハウスのカーニー報道官が会見で以下のように述べている。

「原則として、ホワイトハウスは大統領の好意を商業的に利用することを認めていない。今回は、そのケースに当たる」

(CBS News「White House steamed about Samsung's Red Sox selfie stunt」より 2014/04/03)

著名人の「自撮り」をめぐっては、3月に行われたアカデミー賞の授賞式においても、司会者がサムスンのスマホを持ちこんでブラッド・ピット、ブラッドリー・クーパーらハリウッドスターと撮影。サムスンのPR活動としてツイートしたところ、300万件以上のRTを集めている。

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