中国新疆ウイグル自治区のカシュガル地区カルギリク県で6月21日、車に乗ったグループが県公安局庁舎に突入し、爆発物を起爆させた。警察は現場で容疑者13人を射殺。警官に負傷者がでているという。朝日新聞デジタルが報じた。
自治区政府系ニュースサイト「天山網」が伝えた。警察は容疑者グループの13人を射殺したほか、警官3人が負傷したとしている。
天山網によると、住民にけが人は出ていないという。容疑者の素性や爆発の規模などは明かしていない。
(朝日新聞デジタル「公安局に車両突入、13人射殺 中国新疆ウイグル自治区」より 2014/06/21 13:32)
同自治区では、少数民族のウイグル族と中国政府の間で対立が深まっており、民族問題が背景と疑われる事件が相次いでいる。4月には同ウルムチにある駅で爆発があり80人以上が死傷したほか、5月22日には、中心都市ウルムチで朝市に車が突っ込み、爆発物が投げつけられ30人以上が死亡した。
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