天皇皇后両陛下、対馬丸の慰霊碑に供花 遺族、生存者と懇談

天皇、皇后両陛下は6月27日、太平洋戦争中、沖縄からの学童疎開船「対馬丸」がアメリカ軍に撃沈されて、今年で70年になるのに当たり、那覇市にある慰霊碑「小桜の塔」(那覇市)に供花、対馬丸記念館も訪問された。
時事通信社

天皇、皇后両陛下は6月27日、太平洋戦争中、沖縄からの学童疎開船「対馬丸」がアメリカ軍に撃沈されて、今年で70年になるのに当たり、那覇市にある慰霊碑「小桜の塔」に供花された。対馬丸記念館も訪問し、遺族や生存者と懇談した。時事ドットコムなどが報じた。

両陛下は午前10時すぎ、小桜の塔が建つ旭ケ丘公園に到着すると、生存者で対馬丸記念会理事長の高良政勝さん(74)に先導されて塔の前へ。供花台に白菊の花束を手向け、深々と頭を下げた。

両陛下はその後、対馬丸記念館を初めて訪問。対馬丸記念会の役員らの出迎えを受けた後、犠牲者の名前が刻まれたパネルや犠牲になった子どもたちの遺影などを真剣な表情で見て回った。

(時事ドットコム「両陛下、対馬丸慰霊碑に供花=遺族、生存者と懇談-沖縄」より 2014/06/27 11:29)

両陛下の沖縄訪問は今回で10回目となる。両陛下は、同世代の多くの学童が犠牲となった対馬丸に以前から強い関心を持っており、節目の年に訪問することを強く希望していた。

両陛下は戦後50年の「慰霊の旅」として1995年に長崎、広島、沖縄などを巡った。今回の沖縄訪問は来年の戦後70年に向けた旅の始まりという位置付けになりそうだと、47NEWSは伝えている

対馬丸事件 1944年8月22日、沖縄から本土に疎開する学童など1788人を乗せた学童疎開船「対馬丸」(6754トン)が、鹿児島県沖で米潜水艦の魚雷攻撃を受けて沈没した。対馬丸記念館(那覇市)によると、名前が判明しているだけで、779人の学童を含む1476人が犠牲になった。

(コトバンク「対馬丸事件」より)


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