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厚生労働省が7月15日に発表した国民生活基礎調査によると、2012年の1世帯当たり平均所得は537万2000円で、前の年に比べて11万円(2.0%)少なくなったことがわかった。データが残る1985年以降、過去4番目の低さで、1987年以降25年ぶりに低い金額だ。
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所得金額の分布をみると、「200〜300万円未満」が13.3%、「100〜200万円未満」及び「300〜400万円未満」が13.2%と多くなっており、中央値は432万円。平均所得金額以下の割合は60.8%だった。
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世帯主の年齢別にみた所得金額では、30代が545万1000円、40代が648万9000円となっている。
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また、2013年の1世帯あたりの平均貯蓄額は1047万円だが、世帯主の年齢別に見ると、30代は423万2000円、40代は707万6000円となっている。
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世帯主の年齢別に前の年と比べた貯蓄の状況を見ると、「貯蓄が増えた」と答えた人は、30代は21.3%、40代は14.9%だったが、「貯蓄が減った」と答えた人は30代で35.4%、40代で38.5%となった。減った理由としては、「日常の生活費への支出」と答えた人が最も多かった。
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