テスラの低価格電気自動車 (EV) 「モデル3」はこうなる

かねてから期待されていた、アメリカのテスラ社の少しお手頃な電気自動車 (EV) は「モデル3」と呼ばれる。

かねてから期待されていた、アメリカのテスラ社の少しお手頃な電気自動車 (EV) は「モデル3」と呼ばれる。

「2017年前半までに、テスラはより小型で、より安価なモデルを発売したいと考えている」。テスラCEOのイーロン・マスク氏は、7月15日発売のイギリス自動車情報誌「Auto Express」掲載のインタビューでこう明らかにした。

新モデルの価格はおよそ35,000米ドルと、最高クラスのモデルSのほぼ半額程度で、低価格帯のレクサスセダン、ホンダの中価格帯モデルまたはシボレーのVoltといった車と同価格帯である。

「モデルXに続くテスラの次期モデルは『モデル3』と呼ばれる大衆向け電気自動車 (EV) となることは正式に申し上げられます」テスラの広報担当者、リズ・ジャービス‐シーン氏は、16日、ハフィントンポストにこう明かした。「現時点でお話しできるのはこれまでです」。

Auto Express誌は、マスク氏が2016年に発売予定と述べた同モデルのモックアップレンダリング画像をハフィントンポストに提供した。

同モデルは数か月にわたり「モデルE」として知られ、先行モデルS、Xと並べるとエロティックな頭文字になるとしてわいせつなニュースにネタを提供してきた。6月には、米フォードが名称の使用をめぐってテスラに訴えを起こしている。

「フォードがセックスを抹殺しようとしているなんて馬鹿げていると思った」。マスク氏は述べた。「そういうわけで、我々は違った名前を考えねばならないだろう」。

しかし、同社は新モデル名として「SEX」を再考するつもりはない。

「新モデルは『モデル3』と呼ばれる予定だ。『SEX』の真ん中の文字を回転させて『S III X』で『3』というわけ!」

モデル3は、電池駆動の電気自動車 (EV) としてはテスラの第三世代となる。3月に行われたカリフォルニア公益事業委員会 (California Public Utilities Commission) との会合の間、マスク氏は車体とバッテリーが20%小型化され、1回の充電で200マイル走行可能となるであろうことを明らかにした。彼は、価格はモデルSの71,000米ドルの半分程度となるであろうと述べた。

「そのためにはバッテリーのコスト削減を図る必要がある」。YouTubeにアップロードされた会合のビデオでマスク氏はこう述べている。「車自体が20%小型化するのだから、50% のコストを削減しなければならない」

テスラの「巨大工場」がコスト削減に貢献するだろう。2020年までに、同社は、自社のバッテリー組立工場において、昨年一年間の世界生産量を超える量のリチウムイオン電池パックが生産されるとみている。

だが、モデルSは同社の製品供給パイプラインの渋滞にまきこまれてしまうかもしれない。

モデルSの生産開始は、来年生産開始の予定が遅れているクロスオーバーSUV「モデルX」の次となるであろうと、同社役員は先月ハフィントンポストに述べている。購入希望者はすでに予約金として最高5,000米ドルを払い込んでいる。

「当社は極力在庫を持ちたくないのです」。同社営業部門バイス・プレジデントのディアムイド・オコネル氏は当時ハフィントンポストにこう明かした。「モデルXは生産開始次第お届けする予定です」。

それまで、2015年に発売されるとみられるモデル3の優先順位は低い。

「モデルSの開発とモデルXの市場への投入に注力していく所存です」。ジャービス‐シーン氏は述べた。

[Alexander C. Kaufman(English) Translation by Gengo]


ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています

注目記事