ボコ・ハラムが襲撃 カメルーン副首相夫人らを拉致

カメルーンのチロマバカリ情報相は、隣国ナイジェリアのイスラム過激派組織ボコ・ハラムが27日、カメルーン北部で同国副首相夫人や宗教指導者らを拉致し、少なくとも3人が死亡したと明らかにした。
Reuters

[ヤウンデ 27日 ロイター] - カメルーンのチロマバカリ情報相は、隣国ナイジェリアのイスラム過激派組織ボコ・ハラムが27日、カメルーン北部で同国副首相夫人や宗教指導者らを拉致し、少なくとも3人が死亡したと明らかにした。

情報相はロイターに対し、カメルーン北部コロファタで、ボコ・ハラムのメンバーがアマドゥ・アリ副首相の自宅を襲撃し、夫人を拉致したと述べた。また、地元の宗教指導者の自宅も襲撃され、指導者と親族5人も拉致されたという。現時点では犯行声明は出ていない。

情報相は国営テレビで、襲撃の詳細や正確な犠牲者数は把握できていないと述べた。

ボコ・ハラムは過去数週間の間にカメルーンでの攻撃を強めており、カメルーンは同国北部に軍を派遣している。

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