[ガザ/エルサレム 3日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザで3日、国連が運営する学校がイスラエル軍の空爆を受け、10人が死亡し約30人が負傷した。パレスチナ当局者が明らかにした。
国連の潘基文事務総長は3日、この攻撃は「犯罪行為だ」と強く非難。国際人道法に違反した者が責任を負う必要がある、と述べた。
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米国務省のサキ報道官は、民間人の犠牲をこれ以上出さないようイスラエル側に求めるとともに、国連の学校への攻撃について調査を要請した。
イスラエル軍は、7月下旬にも避難所となっているガザの国連学校へ空爆を行っている。
イスラエル軍は「ラファにある国連難民救済事業機関(UNRWA)の学校近くを走っていたオートバイに乗ったイスラム教テロリスト3人を標的にした」と主張。一方、ガザの保険省当局者は、犠牲になったのは全て学校内にいた人々だ、と述べた。
パレスチナ当局者によると、ガザでの死者はこれまでに1775人に達しており、その大半が民間人という。イスラエル側では兵士64人が死亡したほか、パレスチナ側のロケット攻撃で民間人3人が死亡している。
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