カナダで開かれているモントリオール世界映画祭で9月1日夜、吉永小百合さんの主演・初プロデュース作品「ふしぎな岬の物語」(成島出監督)が審査員特別グランプリを授賞した。同作品は、キリスト教関連団体が贈るエキュメニカル審査員賞も授賞したという。日刊スポーツなどが報じた。
カナダで開催中の第38回モントリオール世界映画祭で1日夕(日本時間2日未明)、吉永小百合主演の「ふしぎな岬の物語」(成島出監督)が最高賞のグランプリに次ぐ審査員特別グランプリを受けた。
(日刊スポーツ「吉永小百合主演作が審査員特別グランプリ」より 2014/09/02 10:29)
吉永さんが初めてプロデュースを手がけた映画「ふしぎな岬の物語」が、千葉県の岬に実在する喫茶店を舞台に、吉永小百合さんが演じる女主人と、店に集う人たちとの交流を描いた作品。10月11日に公開される。
「ふしぎな岬の物語」 岬村の先端にある岬カフェの店長柏木悦子(吉永)は、1杯のコーヒーで村人に幸せを届けていた。30年来の常連タニさん(笑福亭鶴瓶)に思いを寄せられ、おいの浩司(阿部寛)に思慕の念を抱かれた。常連の漁師、徳さん(笹野高史)の元に家を出た娘みどり(竹内結子)が戻ると、反発し合う父娘を支えた。その中、タニさんの転勤、徳さんの病などが相次ぎ、悦子は寂しさを覚える。
(日刊スポーツ「吉永小百合の完璧フランス語に拍手喝采」より 2014/08/31 08:06)
吉永さんは「人との絆をうたった作品が外国でこんな風に受け止めていただけるのがうれしい」などと授賞の喜びを語った。
吉永さんは「人との絆をうたった作品が外国でこんな風に受け止めていただけるのがうれしい、日本でも、つらくてかなしい気持ちでいる人の励みなれば」と喜びを語った。
(朝日新聞デジタル「吉永小百合さん作品など邦画W受賞」より 2014/09/02 10:24)
また、函館を舞台にした綾野剛さん主演の映画「そこのみにて光輝く」を手がけた呉美保監督が、最優秀監督賞を授賞した。
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