デング熱、国内感染が計80人に 岩手と山口にも感染者

厚生労働省は9月8日、デング熱の国内感染者が男女合わせて12人が新たに確認されたと発表した。これで今回の国内感染者は計80人となった。
時事通信社

厚生労働省は9月8日、デング熱の国内感染者が男女合わせて12人が新たに確認されたと発表した。これで今回の国内感染者は計80人となった。朝日新聞デジタルなどが報じた。

約70年ぶりのデング熱の国内感染が男女12人で新たに確認されたと、厚生労働省が8日、発表した。いずれも直近の海外渡航歴がなく、代々木公園やその周辺を訪れていた。容体は安定しているという。岩手県と山口県に住む人の感染が確認されたのは初めて。

(朝日新聞デジタル「デング熱、岩手や山口にも感染者 計80人に」より 2014/09/08 14:53)

デング熱はデングウイルスに感染した人を蚊が刺すと、蚊の体内でウイルスが増殖し、その蚊が他の人を刺すことで感染が広がる。感染すると、高熱や関節痛、発心などの症状が出る。人から人へ感染することはない。厚生労働省は「蚊を媒介して感染が広がっている。重症化している患者はいないが発熱などの症状が出た場合には速やかに医療機関を受診してほしい」としているという

MSN産経ニュースによると、東京都が設置した専門相談電話には、7日までに1427件の相談があったという。都庁内の専門相談電話は03-5320-4179。対応時間は午前9時00分から午後7時00分まで。

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