「健康な食事」について議論を行ってきた厚生労働省の検討会は10月6日、コンビニなどで販売される弁当などで栄養摂取基準を満たした場合に表示できる認証マークを決定した。主食、主菜、副菜の3つを異なる色で示し、3つをうまく組み合わせれば、栄養バランスの良い食事が気軽にとれるるようになるという。時事ドットコムなどが報じた。
厚労省によると、主な対象はコンビニやスーパー、宅配サービスなどの調理済み食品。1食当たりの栄養摂取基準を初めて算定し、分野別にエネルギー量の上限や必要な栄養素を定めた。
(時事ドットコム:コンビニ総菜に「健康マーク」=手軽に栄養バランス食-厚労省より 2014/10/06 12:47)
栄養摂取基準では、1食あたりのエネルギーは650キロカロリー未満に抑えるように求めた上で、主食には40グラムから70グラムの「炭水化物」をとることや、副菜は緑黄色野菜など2種類の「野菜」のほか、17グラムの「たんぱく質」を合わせて100グラムから200グラムを含めることなどが定められている。
審査はなく、基準を満たせば製造業者や販売店が自由に表示できるという。厚労省は具体的なガイドラインを策定し、2015年度からの運用開始を目指している。
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