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2014年10月11日 00時19分 JST

金正恩氏は党記念行事に姿見せず、足首負傷で歩行困難の情報も【北朝鮮】

Reuters

[北京/ソウル 10日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記(31)は、8月終わりか9月初めごろに軍事演習を視察した際、肥満が原因で足に全治3カ月のけがを負った。だが、引き続き同国を完全掌握している。

北朝鮮・中国両政府に近い関係筋が9日明らかにした。

同筋は北朝鮮の正式名称を用いて「朝鮮民主主義人民共和国は絶対的に安定しており、安定度は以前よりはるかに高まった」と指摘。「クーデターや金正恩氏死亡のうわさはナンセンスだ」と話した。

同筋は、正恩氏が足首と膝にけがを負い、最初はひきずっていたものの、けがが悪化し歩行困難になったとしている。

正恩氏は9月3日、夫人とともにコンサートを鑑賞したと伝えられたのを最後に国営メディアに登場しなくなった。

朝鮮中央通信社(KCNA)の報道によると、10日の朝鮮労働党創建記念行事にも出席しなかったとみられる。

正恩氏は過去2年間、この日に父親の金正日総書記と祖父の金日成主席の遺体が安置された錦繍山太陽宮殿を訪問していた。

ただ、今年はKCNAが報じた記念行事参列者に金第1書記の名前はなかった。

一方、韓国統一省は10日、金正恩体制に変化はないとの見解を示した。韓国の仁川で行われたアジア大会閉会式に出席するため先週末に訪韓した金第1書記の側近らが伝えた金氏のメッセージなどを理由に挙げた。

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