イスラエル大使館、アニメを公開 「空港に着陸すると拍手」など独特の文化を紹介

イスラエル大使館がアニメを公開した。姉妹がドラマ仕立てでイスラエルの文化や観光名所を紹介する内容だ。

イスラエル大使館は10月28日、イスラエルを紹介するアニメを公開した。39歳のOL・典子と、28歳のOL・咲の姉妹がドラマ仕立てでイスラエルの文化や観光名所を紹介する内容で、今後、数週間〜1カ月の間隔で全7本を1本づつ紹介するという。

28日に公開された1本目の作品は、二人の姉妹がイスラエルへ旅立つシーンが描かれた。シーン一つ一つにイスラエルらしさを表現しており、例えば飛行機がイスラエルの空港に降り立つ場面では、乗客みんなが拍手するという演出がされている。

これは実際にもみられる光景だが、乗客全員で拍手をする理由について、ハフポスト日本版の取材に対し、「イスラエル人は、非常に素朴で感情をストレートに表現する気質の人たちだから」と回答した。

アニメでは他にも、イスラエルがワインの産地でもあることや、イスラエル人は小学生から英語を勉強するため現地では英語が通じることなどが紹介されている。

イスラエルのニュースといえば紛争や宗教的な対立、テロなどが報じられるが、それだけの国ではない。大使館は「政治とは無縁の方法であるアニメを使って、イスラエルと日本の絆を更に深め、イスラエルへの観光をPRすることがプロジェクトのゴールだ」とのメッセージを発表。大使館の担当者も、「今回は二人の姉妹と、大使館のゆるキャラのシャロウムちゃんだけが登場しましたが、第2話以降では、他のキャラクターも登場します。物語の進展もお楽しみに」と、話した。

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