インドで24年間無断欠勤を続けた公務員が、ナイドゥ都市開発相によって解雇された。同地の「ザ・ヒンドゥー・ビジネスオンライン」電子版が1月8日に報じた。
バーマさんは1980年に都市開発省に技術者として入局したが、10年後に休暇を取って以降、二度と職場に戻らなかった。1992年にバーマさんの「ずる休み」と認定されたが、彼が全く協力しなかったため、処分することができなかった。
しかし2014年5月に就任したモディ首相が、公務員の勤務態度について厳しい姿勢を取った。懲戒処分が必要なのに処分保留となっているケースを洗い直す中で、バーマさんの一件が見つかり、ナイドゥ都市開発相が解雇を命じたという。
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CNNでは、バーマさんに対する給与の支払いは90年代に打ち切り済み。バーマさんは今も全く連絡が付かず、同局は「インド国内にいない」と考えていると報じている。
ロイターによると、インドの労働法は世界で最も制約が多く、犯罪行為以外の理由による解雇が困難となっているという。
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